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全祖望(1705~1755)

公開:2017-04-19 ビュー: 著者:天一阁月湖

字を紹衣、号を謝山、鮚埼亭長と自称し、謝山先生と学者たちに称されていて、寧波人である。全祖望は月湖のほとりに生まれ、その史学成果と優れた文才を以て、「班(班固)馬(司馬遷)に次ぐ第1人者」という名誉を得た。黄宗羲の『宋元学案』を続修し、酈道元の『水経注』を七回校正し、王応麟の『困学紀聞』を三回注釈して、敢えて文字獄のリスクを冒し、抗清復明の英霊のために、天を驚かせたり、鬼神を泣かせたりするほどの碑文をたくさん書いた(『鮚埼亭集』に収集している)。彼が著した『湖語』は二人の問答形式で、月湖の歴史形成、湖水源流、勝地歩み、物産水利、歴史人物を一人一人語り、月湖のためにきわめて豊富な資料を残し、そして月湖への愛情を文字に託した。