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宝書楼とも称され、明の嘉靖40年~45年(1561~1566)の間に建てられ、明の兵部次官范欽の蔵書のところで、中国で現存している最も早い自家蔵書楼だ。范欽は『周易』(鄭康成注釈)「天一生水、地六成之」という言葉を取り、「水を以て、火を制する」を意味して、蔵書楼を建てた。二階は一間で、一階は六つの部屋で、そして閣の前に防火用の貯水池が掘られた。清の乾隆帝が大著の『四庫全書』を収蔵するために、わざわざ7棟の皇室蔵書楼を建造して、つまり有名な「南北七閣」だ。これらは全て天一閣の形を真似して、建てたもので、范欽の曾孫范光文は蔵書楼の前に築山を作り、水を整備し、植林して、庭園を造った。庭園は「福、禄、寿」という三文字の形を表したほか、海の暗礁で9獅子1象などの風景が積み上げられた。風物がきれいで、格調が高雅で、江南庭園式の特色を具有している。