民国の建物、市指定文化財である。主な建築は北にあり北に向いて、台門、玄関、本屋、本屋の向い部屋、廂の間と後の建物から構成している。元は民国時期、寧波教育界に名高い楊菊庭の住宅であった。楊菊庭(1888―1969)、名は貽誠、字は菊庭、別号は端虚で、50数年教鞭を執り、有名な文学者の巴人も書道家の沙孟海も彼の早期の学生だ。数学三角を教えるとき、業績があったため、「楊三角」と称され、「石(徳濂)幾何」、「蔡(曽祜)代数」とともに寧波教壇に称賛されている。寧波市教育局局長、鄞県県立女子中学校校長、鄞県文献委員会委員を務め、『竹州文献』3巻、『甬語経』と『張倉水略伝』などを著した。